3月11日の激震は、うっちゃんの倉庫のピザ窯もつぶれてしまった。
須賀川はその日から水道も止まり、何とか電気は止まらなかったが、
地下水でストックしていた食料でまず一週間をすごした。
もちろん「うっちゃんの倉庫」も休業。
須賀川は原発まで70kmくらい離れているのだが、農業の風評被害のみならず、
あらゆる職業で元気がなくなっている。人々の話す言葉に以前の希望や夢の話が
消えてきて、何をやってもだめだからみたいなあきらめの気持ちが現れてきている。
もっと元気をださせる話、活動、行動が見えないと周囲が壊れそうなきがする。
うっちゃんは4月になって「ピザ窯の復活」を考え、材料を取り寄せて80パーセントまで
作り終えたら、あの4月10、11日の余震、」震度5強でまたつぶされてしまった。
でも、このままで終わらないのが、うっちゃんの執念、再度材料を取り寄せ、夜8時まで
10日間執念でピザ窯を完成してしまった。
4月25日は「がんばれ福島2号」の完成の日になった。
再開店するには、壊れた食器の調達、付属の用品の調達、ピザ窯の調整、ピザとそばなどの実際の
製品の作成の実験など5月のゴールデン休暇の後くらい出ないかと思う。
63歳の老体が頑張ることで、少しでもあきらめる気持ちを元気づけたい。
そんな気持ちで頑張ろうと思う。
再開したら、来てね。
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お身体に気おつけてくださいね。